住宅ローンの返済期間

地価が下落し、住宅ローン金利が下がったことや、税金面での優遇が決まっている今、住宅が買い時だと考えている人が多いそうです。不動産という資産として所有するにも、マイホームを購入するにも、お買い得に利用ができるのであれば、それはうれしいものです。しかし、家族がいながら住宅ローンを返済するのは、やはり負担も大きいものです。


◆早く返済したい!気持ちだけで返済すると大変

これは特に家族を養っている場合に考えられます。もちろん、余裕があれば早く返済するに越したことはないものですが、早く返済を終えるために家計が圧迫され過ぎてしまうと、生活で支障が出てきてしまうことも考えられます。そのような場合は、返済の金額を抑え、家計で使えるお金を増やすようにしましょう。家計で利用できるお金は、年収に対して5パーセントが最低でも必要と考えられているそうです。(参考記事⇒住宅ローンのシュミレーション)住宅ローンを契約するときには、返済にかかる上限金額と一緒に、毎月の生活に利用できるお金のこともしっかり考えましょう。


◆老後の資産も考えよう

住宅ローンの支払いだけで、自分たちの老後の貯蓄もできないとなると、それでは一生住める家を購入しても、その後に無理が生じます。借入や借り換えをするときには、金利、借り入れる金額、期間の3つで考えてローンの組換えなどを行いますが、自分たちの貯蓄のことも併せて考えるようにしましょう。