現在、地価が下がり、税金など国のサポート体制も整っていることから住宅を購入するチャンスだと言われています。ここでまず、住宅ローンを結ぶ前に最低限知っておきたい知識を紹介します。
金利の仕組み・特徴を確認
金利は低ければ低いほど、支払の総合金額が低くなるのはご存じだと思います。住宅ローンでは、一般的にはローン申し込み時の金利ではなく、ローンが開始される実行のときの金利が適用されることが多いようです。＞＞＞住宅ローン総合人気ランキング
そのため、住宅ローンを申し込むときに実際に借り入れるタイミングで金利はどうなるのかなどをあらかじめ確認し、少し予算を大目に見積もることが勧められています。
住宅ローンはおおまかに3タイプに
住宅ローンは大きく分けて3つのタイプに分類されます。まずは完全金利固定型です。これは借入をしたときの金利が全部支払いを終えるまで続くものです。この場合、金利が低いときに固定にしてしまえば得ですが、高いときに契約してしまうと利息を多く支払わなくてはいけません。次に金利変動型です。これは半年など契約時に決まった時期に金利を見直し、返済額を見直すものです。金利が下がっている場合は低い金利になりますが、その後に金利の上昇があると、返済金額が増えてしまう可能性があります。そして固定期間選択型です。これは契約時に一定期間の金利の固定を行い、その期間が満了すると再度、金利を設定するものです。固定する期間は会社で違いますが、固定期間が終わったときに金利が上昇していると返済額が高くなる可能性があります。