住宅ローンは消費税増税後のほうがお得?

住宅ローンの減税案が、2014年4月からの消費税増税に伴って改正されました。消費税は10パーセントまで上がると考えられており、現在の5パーセントから8パーセントへ今回、増税が可決されています。過去、3パーセントから5パーセントになったときには住宅ローンの駆け込み需要があったそうです。


◆住宅ローン減税金額も引き上げに

住宅ローンは年末の確定申告でおさめた税金の中から返金してもらうことが可能です。消費税増税に伴って還付金を受け取れる住宅の価格が、2000万円から4000万円に上がりました。(参考記事⇒教育費がピークの家族)そのため、4月以降に入居する人は今までよりも高い金額の住宅ローンでも年末にお金を返してもらうことができるのです。


◆低所得者世帯には給付金も視野に

政府では年収が510万円までの世帯が住宅を購入する場合、年収に応じて給付金を支給することも明らかになりました。425万円以下の世帯では30万円の給付金が支払われることになっており、消費税増税後に住宅を購入するほうが、減税などと合算すると得をする世帯もあるそうです。世帯の収入によってどの時期に住宅を購入するか、住宅ローンを組むかなどは変わるようですので、しっかりと条件などを調べて購入するようにしましょう。