消費税率と住宅ローン

消費税の増税が決定してしましました。ついに8%へ・・・。この変化は私たちの生活にどのような変化をもたらすのでしょうか。(参考記事⇒住宅ローンで返済と別にかかる諸費用)増税を受けて、マンションや土地の購入を急ぐ方も多いようです。住宅ローンを急いで探している方も少なくないのではないでしょうか。しかし、このような「駆け込み需要」は利にかなった消費行動なのでしょうか。


◆増税前に住宅購入

法案では「2014年 4月1日に消費税5%→8%」「2015年 10月1日に消費税8%→10%」になる事がすでに決定しています。5%でお買いものができるのは、来年2014年の3月末までと言う事になりそうです。消費税増額に影響を受けずに住宅ローンを利用するには「2013年9/30日までに請負契約が完了している」、「住宅の引き渡しが2014年の3/31日までに完了している」このどちらかの条件を満たしていれば可能です。なるほど、購入を急ぐ方が多い理由が分かります。建物価格が2500万円だとすると、住宅ローンの負担額は増税前と後では約100万円も違いがあるというから驚きです。


◆住宅ローンと補助金・減税制度

住宅ローンの負担額が100万円もわかるとなると、急ぎたくなる気持ちもわかりますが実は、エコ住宅に対する補助金や、住宅免税制度が充実してきているので今後、新しい免税制度ができるのを待った方がお得に住宅を買えるのでは、という考え方も強いようです。