住宅ローンと頭金

最近では、頭金がそこまでなくても住宅ローンを組むことは可能です。頭金多めと頭金少なめ、どちらがお得と言えるのでしょうか。頭金は、住宅購入総額の20%~30%は用意しておいた方がいいという意見もあります。果たしてどちらが正しいのでしょうか。


◆住宅ローンの頭金多いパターン

まずは、頭金が多いパターン。(参考記事⇒住宅ローン基礎知識)もちろん早期返済が可能になり、総返済額は少なく済みます。返済のことだけを考えたらこちらの方がよさそうに感じます。住宅ローンの利息が少なくて済むわけですから、将来的に余裕が出そうですよね。ですが、気を付けなくてはならない点があります。頭金を多く出してしまったばかりに、手元の預金がほとんどないという状況です。頭金を沢山支払っても、たくさん残りがあれば構いませんが、預金がないのはかなり不安な生活を過ごすことになってしまいます。


◆頭金が少ないパターン

頭金が少ない場合、もちろん利息が沢山付きますから、返済額は多くなります。ですが、今、変動金利であれば1%以下で住宅ローンを借りる事が可能です。変動した時はしっかりと確認が必要ですが、とりあえずは1%で借りる事が出来るとなると、手元にお金を残して頭金は少なくする。それも一つの手かもしれません。