借り換えとは

住宅ローンは金利が変動するもの、固定のものと違います。契約のときの金利で固定されている場合などは特に、現在の金利ほど安くなっていることが少ないからです。低い金利で借り換えができる銀行で借り換える人は増えているようです。

借り換えを検討したい条件

むやみに借り換えをしても、借り換えにも手続きに費用がかかったりします。下手をすると損をしてしまうこともあります。そこで、一度借り換えを検討しても損をしない可能性の高い条件を挙げてみましょう。まず、住宅ローンの残高が1000万以上残っている場合、この場合は金額が大きいため金利の数パーセントでも支払う額が大きく変わるからだと言われています。次に返済期間が10年以上残っている場合です。長い期間支払うということは、年間で出ていく金額は少なくても金利分だけで計算をすると大きな額になるケースもあるからです。現在の住宅ローン金利と、借り換えたい銀行の金利の差が0.5パーセント以上ある場合です。このパーセンテージは手数料など借り換えにかかる費用でも変わってきますので、あくまで目安にするようにしましょう。

借り換えの検討方法

現在、住宅ローンの借り換えを受け入れている銀行も多くあります。金利や手数料なども銀行で変わってきます。そのため、いろいろな銀行で一度、比較をすることが大切です。もちろん、借り換えは新しい金融機関にローンの申し込みをすることになるため審査も必要です。シミュレーションが可能な場合もあるので、そこでローン完済までにかかるすべての費用と現在のローンで完済する金額をきちんと比較するようにしましょう。また、一括で比較をしてくれるサイトなどもあるようなので、そのようなサービスを利用するのもいいでしょう。▶住宅ローンの借り入れ
住宅ローンや金利は素人ではあまりわからないと言われていますが、借り換えで生まれるメリットは支払総額の減額と金利上昇のリスクを減らす2つが多いです。ここから金利が上昇する可能性もあるので、借り換えるときは金利型の住宅ローンを選ぶなどの工夫も必要です。