住宅ローン比較のポイント

住宅ローンを比較する際に、それぞれの各ローン会社により金利・事務手数料・保険料・保証料・返済手数料、すべてが異なりどこを見ればいいのか分からない、という方もいるでしょう。
ひとまとめに住宅ローンと言っても、金融機関ごとに提供している商品は大幅に異なっています。金利にしろ事務手数料にしろ、条件がまったく同じ会社はひとつもありません。

例えば、住宅ローン金利が低い場合でも事務手数料が高額になると、金利の高いものより返済総額が多くなる可能性もあります。同様に、繰り上げ返済をおこない総返済額を早期的に減らしていくことも重要となりますから、繰上げ返済手数料の費用が高い住宅ローンは使い勝手がよくないと言えます。

また、団体信用生命保険に追加加入できる住宅ローンの場合、保険料は金利に加算されることが多いので留意しておきましょう。
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以上のまとめとして、住宅ローンの比較には次のようなポイントを重視するといいでしょう。

1、金利
住宅ローンの選択に置いて、金利の低さは最優先して確認すべきポイントといえます。

2.借入に必要となる初期費用
借り入れには事務手数料や印紙代などある程度の初期費用が必要です。
自己資金に余裕がない場合は、事務手数料の高い住宅ローンを組むことは難しいでしょう。
初期費用がいくらになるかの確認も住宅ローンの比較に必要なポイントでしょう。

3.繰上げ返済手数料
総返済額の削減するために繰り上げ返済を利用して住宅ローンの借り入れを早期返済することが重要となります。
繰上げ返済がしやすい住宅ローンを選択するのが賢明です。

4.保険などの付帯サービス
団体信用生命保険は、契約者の死亡や怪我などで返済困難になった場合に住宅ローンの返済が免除となる保険です。
大抵の住宅ローンでは団信への加入は義務化されています。
3大疾病・8大疾病保険など、疾病期間中の保険料が保障または免除される保険に加入できる住宅ローンもでてきました。
これらの保険への加入をお考えの場合は、保険料についても要確認です。

これからのポイントに優先順位を設定し、必要なポイントを満たすことができる住宅ローンを選びましょう。

例をあげると、初期費用に余裕がない場合には事務手数料が高額となる住宅ローンは候補から外す必要がありますし、繰り上げ返済をしないという場合は返済手数料について考慮する必要はありません。
条件に優先順位をつけずすべてにおいて最良のものを選ぼうとすれば、比較ポイントがが絞れず住宅ローンの選択が困難になります。
自分の希望をよく絞り、人生設計にあう住宅ローンを選択しましょう。