住宅ローンの利用には、各金融機関の審査に通過する必要があります。住宅ローンは金融機関にとっても高額の融資となるため、審査は厳正におこなわれます。住宅ローンの審査における要点には、次の様なものがあります。
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住宅ローン審査の要点
１．収入状況 安定した収入があるかどうか。また金融機関の規定する最低年収に達しているか。
２．勤務先（職業） 勤務先の業績や職業を確認する。勤務先・職業により金融機関からの融資をうけることが難しい場合もある。また自営業者は企業に勤めている場合よりも融資条件が厳しい。
３．勤続年数 勤続年数は長い方が高評価に繋がる。勤続年数が短い場合、高リスクと判断され融資が難しくなることも。
４．信用状況 車のローンやカードローンなど、住宅ローン以外のローン状況を確認する。過去に支払いを遅延している場合、ローンの残高が高い場合、融資が困難な場合も。
５．金融機関との取引状況 銀行の住宅ローンを利用する場合、その銀行への預金残高や給与振込口座への指定を確認される場合もある。融資実行の条件に一定額の預金や給与振込口座への指定を依頼されることも。
住宅ローン審査は、銀行など民間融資をおこなう金融機関の審査は条件が厳しく、公的融資をおこなう住宅信用公庫や民間と公庫が提携するフラット35等の融資は、比較的審査に通過しやすい傾向があります。
また住宅ローンのなかには自営業者や転職して間もない人、派遣・契約社員を対象に融資をおこなうものもあります。
利用者が急増中のフラット35は、住宅に対して一定の質を要求されます。融資条件として住宅購入の手続きに際して、検査機関へ申請の上、全ての検査に合格し適合証明の交付を受けることが必須となります。フラット35を借入れるのは、住宅に一定以上の品質が保証されることにもなります。