自分の住処を買う。これは一生を左右する大きな買い物ですよね。だからこそ、なるべくなら無駄なお金をかけずに、負担の無いローンを組みたいと考えるのは誰もが同じだと思います。そこで上手な支払いプランを組んで頂ける為に、住宅ローンを選ぶ際の留意点についてご紹介したいと思います。
まず基本的に、借り入れは最終的に見た時に最もコストがかからないところを選ぶ様にしましょう。つい金利が低いところに真っ先に食いついてしまいがちですが、そこで高額な保証料や手数料を支払わないといけないのでしたら本末転倒です。最終的なコストを見るというのは、こういった金利以外にもかかるコストにも着目するという事なのです。
日本の現状は、今非常に金利が上りづらい状態となっています。たとえもし金利が今後上昇したとしても、決して大きな振り幅で上がっていくという事は無いでしょう。ですから、金利の固定は極力短期間での借入金利が活用できる様にして下さい。仮に本当に金利が上がってしまっても、その時に改めて固定すれば問題ありません。
そして、つい流されてしまいがちなのが金利優遇条件です。ここで見逃しがちな盲点は、どれだけ金利優遇をされていたとしても、引き落とし口座を給与振込の口座に指定しなくてはいけないなどの条件があった場合、簡単に借り換えもできなくなってしまうという事です。返済を終えるまでの間で、完全に自由を奪われてしまう様なローンプランは組むべきではありません。
そして、最後にもう一つ覚えておかないといけない事があります。それは、住宅ローンの繰り上げ返済が実は最も儲かる資産運用方法だという事です。これに関してはつい忘れられがちな点ではありますが、必ず事前に確認をしておいた方が良いでしょう。繰上返済手数料が、返済額やその金利タイプなどに関係なく全て無料でできるかどうか。更にはインターネットで手続き等ができるか。これらは絶対に確認をして、後々の支払いで後悔をしない様にしましょう。